第3話:でも僕は必死に努力したんだ・・・

第3話もぜひお楽しみください。


では、どうぞ!

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ゲップで笑わせることに失敗したマサヨシ君は

再び友達が多い子達を観察していた。


そんなある日

驚いた光景が目に入ってきた。


それまで

背もすっごく小さくて
勉強もあまり得意でなくて
目立たなかった

ミツヒデ君が突然注目され

友達から囲まれるスター的存在になったのだ。


彼は何をしたのか・・・


その事件は

再び給食の時間に起こったのだった。


日直のシゲノブ君の号令で
クラス全員が一斉に


   「 い、た、だ、き、ま、すぅー! 」


と言って


みんなが大好きな給食を食べ始めた。

すると、わずか数分後に


    「 ごちそうさまでした! 」


という声がクラス中に響きわたった。


その声の方を見ると

それが、ミツヒデ君だった。


彼の前の給食はキレイになくなっていた。


    「あ、うまかった。
      え!まだ食べているの?
        遅いなぁ~!」


ミツヒデ君の勝ち誇ったコトバに
クラス中が騒然となった。

そして、ミツヒデ君は食器を片付け


   「 校庭でドッチボールしようぜ!
      早く遊ぼうぜ!先に行っているよ! 」


と言って、教室を飛び出していった。


その声がきっかけで
みんなが一気に給食を食べ

ミツヒデ君の後に続いて行ったのだった。


昼休みはミツヒデ君が中心になって
ドッチボールをみんなで楽しんだ。


それを見ていた僕は
1つの答えが出たのだった。


    「 そうか、給食を一番早く食べればいいんだ! 」

そして

次の日


日直の号令で
クラス全員が一斉に


   「 い、た、だ、き、ま、すぅー! 」


と言って


みんなが大好きな給食を食べ始めた。


僕は必死だった。

なぜなら、ミツヒデ君よりも早く
給食を食べ終わらなければならないからだった。


必死にがんばった。
詰め込んだ。

口に入るだけいっぱい詰め込んで
一気に牛乳で流し込んだ。


味なんて関係なかった。
三角食べなんて関係なかった。
周りからどう見られようと関係なかった。


ただただ
早く食べ終わることが目的だった。


あと、もう少しで食べ終わる。


と、そのとき・・・。


    「あ、うまかった。
      今日も校庭でドッチボールしようぜ!
        先に行っているよ! 」


とミツヒデ君の声が聞こえてきた。


完敗だった。

そして、次の日も挑戦したが。


    「あ、うまかった。
        先に行っているよ! 」


そして、次の日も


    「あ、うまかった。
        先に行っているよ! 」


そして、次の日も、その次の日も


    「あ、うまかった。
        先に行っているよ! 」


だった・・・。


そんな僕がとった行動は。


配膳のときに
給食の量をあらかじめ
少なくしてもらうことだった。


大好きな
五目ごはんを

涙をこらえながら

少なめに配膳してもらった。


そして、今日こそは!


日直の号令と共に
僕のリベンジはスタートした。


必死だった。
いつもよりも必死だった。


いいペースだった。

そして、五目ごはんを詰め込み
みそ汁で流し込んだ。

早かった。

そして、今までにないスピードでたいらげ


残るは

牛乳だけだった。

そして僕は勢いよく牛乳のフタを開け。


一気に牛乳を流し込ん・・・

と、そのとき!


隣の席のノブアキ君が


       「 ゲ、ゲフゥ~ 」


今までにないほど大きな
特大のゲップだった。


     や、やれた・・・


僕の目の前に移った光景


それは


顔面が真っ白に染まったマリちゃんの姿だった。


ノブアキ君のゲップに反応して
みんなが笑った。

そして、牛乳を一気に飲み干している僕も。

       笑ってしまった・・・・。


僕の口に含まれた牛乳が勢いよく
僕の目の前のマリちゃんにかかってしまったのだった。


一瞬、水を打ったように静まり返った教室。


ポトポトとマリちゃんの顔からしたたり落ちる
真っ白な牛乳。


そして、僕の顔も蒼白に・・・。


なぜか

何の音も聞こえない。
何の音も聞こえてこない。


次に聞こえてきたのは

クラスからの大ブーイングだった。


気がつくと

6人の班の僕以外の5人は
クモの子を散らすように机を引き離し。


マリちゃんの顔は
真夏の太陽よりも赤く、カンカン熱く怒っていた。


ミツヒデ君を先頭に男子陣がドッチボールに行く中

僕は床掃除をしながら


ただただ、落ち込むだけだった。


その後

ノブアキ君を中心に

牛乳を飲んでいる人を笑わせる
「牛乳吹かせ」がブームとなった。

しかし

このブームに
牛乳吐き出す女子が続出したことから

担任の菅野先生の強権発動により
そのブームの幕が閉じられた。


たぶん

僕が一番最初に世間に作った最初のブームが
牛乳吹きブームだと思う。


ただ
この牛乳吹きブームは
女子には非常に評判が悪く


結果的には

友達に囲まれることを望んでいたはずなのに

友達がますます離れる結果になってしまった。


 何かがおかしい
   何かが違う・・・。


いつものように
女子をからかっているノブアキ君の隣で


僕は再び

次の友達が多い人を観察するのであった。

そんな僕の前に

ついに、奇跡の男子が現れた!


今までにない非常に特殊な男子

それが、マモル君であった。

マモル君との出会いが

小学校どん底生活からの大逆転劇の
スイッチとなったのだった。

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      『 あなたの冒険を振り返るポイント! 』


 ・小さい頃、心から手にしたかった結果は、何でしたか?
   何か一番を目指したものはありますか?

 ・ライバルや目標となる人はどんな人でしたか?

 ・そのために、必死に努力したことは何ですか?

 ・そのとき周りから、どのように思われていたと思いますか?

 ・自分の影響で、クラスに広まったブームはありましたか?

 
 きっと、それはあなたにとって大きなヒントになるはず!


さぁ、そのヒントを持って
次の「マサヨシ君の大冒険」をお楽しみに!


この感想や気づきを
お気軽にコメントしてくださるとうれしいです。

あなたのコメントが
誰かの冒険のヒントになるかもしれません。

 ⇒ そして、第4話はコチラから



投稿者 oda : 2005年01月28日 01:28

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"第3話:でも僕は必死に努力したんだ・・・"へのコメント

はじめまして!あ!まっつーCAFEです。
「認められたい」という心のポケットは誰でも持っていますよね~!それを満タンにしようという気持ち、わかるわかる。でも彼は肝心な点を勘違いしています。それは、「そのままでいいんだよ」ということです。そして、これはお父さんやお母さんに言われるまでなかなか満タンにはならないことですよね~。言われないでいるとしたら、誰かほかの人から認められようと必死になります。それでもいいんですけど、ほんとはそんな必要ないですよね!?だってそのままでいいんだから。それに人生の成功の最短コースは、今の自分をゆがめないでありのまま伸ばすことですよね!?

投稿者 あ!まっつーCAFE。 : 2006年05月18日 02:37

次回が楽しみです!
いつもありがとうございます!

投稿者 あ!まっつーCAFE。 : 2006年05月18日 02:39

この時期にブームを作っていたとは。。。
 小田さんすごいです。

 ただ、マサヨシ君と同じクラスだったら、
  率先してブーイングしているところでしたっ!

 次が楽しみです。

投稿者 冒険好きM : 2006年05月18日 09:21

いつも楽しく拝見しています。

小田さんは昔から人に興味があったのですね。

僕は、どちらかというとあまり周りのことを意識

していませんでした。彼は彼、僕は僕的に、

でもその違いがこのような差になってしまったかと

思いました。子供の時からモデリングしていたなんて

すごいですね。

投稿者 minoura : 2006年05月18日 21:47