あなたが、ただいるだけでいい理由
なぜ、頑張れば頑張るほど、遠ざかるのか?
なぜ、答えを求めるほど、答えではなくなるのか?
小田真嘉です。
関西に引っ越ししてから
本格的に本質的な成長の探究と
その実践に取り組んでいます。
不思議なご縁から
料理人の方々、アーティストの方々
そしてLightステージの方々などの賢人たちと出会い
賢人の純粋さ、成熟さ、清らかさに触れ
自分の不純さ、未熟さ、穢れを痛感し
ただただ内修の日々になっています。
そんな中で
友人からあることを教わりました。
その人は最近、お蕎麦を
京都にあるとっても美味しい蕎麦屋さんのご主人に
直接教えてもらっているそうなのですが
そのご主人がそばにいる時は
美味しく打てるのですが
そのご主人が離れると
なぜか味が落ちるというのです。
その人が
ただいるだけで味が変わる
ただいるだけで美味しくなる。
調理技術を遥かに超えて
最も大事で大切なこと
それは、その場が
どんな空気なのかということ。
この話を聞いて
ある人を思い出しました。
それは
いつもビジネスの本質を教えて頂いている
師匠の大久保寛司さんです。
(参考:講演録→ http://www.icpe.or.jp/2007/08/350008.html )
大久保さんと一緒に
色々な企業やグループのお手伝いをさせてい頂いていると
奇跡のような変化に次々と遭遇します。
大久保さんがいるだけで
悩んでいる経営者や
迷っているリーダーが
素直に、深く、じっくりと自分と向き合い
本質的な問題、発展への課題に気づき
変わらなかった人や組織が激変していくのです。
大久保さんは
特別なことをするわけでなく
技術を駆使するわけでもなく
頑張るわけでもなく
ただただそこにいて
当たり前のことを聞く。
当たり前のことを言う。
大久保さんがいると
空気が変わる。澄み切る。深くなる。
きっと、お蕎麦屋のご主人が
つくり出す空気の純粋さに
食べモノは、純粋に味が深くなり
大久保さんが
つくり出す空気の純粋さに
触れる人は、純粋に心が清くなる。
まさに、空気がうつっていくのだと思います。
最近考えていることですが
最高の料理とは
また明日も食べたいと思える味。
最高の会社とは
また明日も働きたいと思える場。
最高の人物とは
また明日も会いたいと思える人。
「明日も食べたいなぁ・・・」
「明日も働きたいなぁ・・・」
「明日も会いたいなぁ・・・」
その感覚にさせるモノこそが
最高で最大で最善のヒントなのかもしれません。
そのためには
安心してゆっくりと
深い呼吸で料理を作ること。
すると味は深くなり
食べた人の呼吸も深くなり、ほっとする。
安心して丁寧に
深い思索をして働くこと。
すると判断は深くなり
関わる人の喜びも深くなり、ほっとする。
安心して優しく
深い感覚で日常を味わうこと。
すると時間は深くなり
一緒にいる人の幸せも深くなり、ほっとする。
「 私はこの場に、ただいるだけでいい 」
と、自分を心から
許したとき、認めたとき、分かったとき
そこには、『 安心の空気 』が生まれている。
逆に
何かを経験しなければと
必死に頑張るほど、心はブレていく。
何かを身につけなければと
技術を追うほど、道はズレていく。
すると空気はよどみ、汚れてしまう。
足し算していく考え方はキリがない。
足していくほど
次第に重くなる、辛くなる、苦しくなる。
そして不安になる、怖くなる、分からなくなる。
自我が大きくなり、偽の自分が現れる。
だからこそ逆に
引いて、引いて・・・
捨てて、捨てて・・・
取って、取って・・・
そこに残った素の自分自身に出会うこと。
すると空気は純粋に澄み
次第に軽くなる、楽しくなる、嬉しくなる。
そして安心する、満足する、分かってくる。
自我が小さくなり、誠の自己が現れる。
そんなとき感じ始めるのだと思います。
あぁ、私はここにいるでけでいい、と。
きっと、その時
包み込む空気は変わり
その自分自身こそが
誠の答えなのかもしれません。
あなたと触れる全ての人たちが
心地よい空気に包まれることを心から祈っています。
小田真嘉
投稿者 oda : 2008年09月12日 00:00
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